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(;´∀`) <ひまだな...2

1 :のほほん名無しさん:2006/10/25(水) 01:09:41 ID:???

            ∧_∧     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ( ´∀`)  < ひまだな...
          / ∫ ∬\∫  \________
       _  | |⊂===⊃_
       |\ ̄ ̄ ヽ....:::::::ノ  .\ 
     ./\.\   ~~~~~     \  
   /.※  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
   \ ※   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\.
    \ ※ /. ※ ※ ※ ※※ ※ .  ヽ
     \ /               ノ
         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

前スレ

( ´∀`) <ひまだな...
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/nohodame/1102747766/


2 :のほほん名無しさん:2006/10/25(水) 01:15:28 ID:???
>>1
帰れ

3 :のほほん名無しさん:2006/10/25(水) 01:18:21 ID:???
>>3
とりあえず、乙
ちょっと先走りかもねw

4 :のほほん名無しさん:2006/10/25(水) 01:18:55 ID:???
痛恨の安価ミス
やっちまったw

5 :のほほん名無しさん:2006/10/25(水) 01:20:47 ID:???
ここが即死回避できれば、あと2年は大丈夫そうなんだも

6 :のほほん名無しさん:2006/10/25(水) 01:35:09 ID:???
|∀゚)んじゃ死守

7 :のほほん名無しさん:2006/10/25(水) 12:26:45 ID:???
おれもれも

即死回避ね

8 :のほほん名無しさん:2006/10/25(水) 19:45:02 ID:???
暇という名のもとに・・・ なんとかってスレがあったね
暇でゲーム三昧さー

9 :のほほん名無しさん:2006/10/25(水) 22:00:48 ID:???
近頃、簡単には即死もできないありさまなので

10 :のほほん名無しさん:2006/10/25(水) 22:13:54 ID:???
うん?スレのこと?リアルのこと?

11 :のほほん名無しさん:2006/10/27(金) 10:07:25 ID:???
10いったから大丈夫かな

12 :のほほん名無しさん:2006/10/27(金) 10:10:41 ID:mEOMgcRm
ホントに暇できてしまった…あぁぁ〜やだやだ

13 :のほほん名無しさん:2006/10/28(土) 12:37:40 ID:???
あいつも暇なのかな
それとも病気で大変なのかな

14 :のほほん名無しさん:2006/11/08(水) 05:51:04 ID:???
なんで暇なの?と言ってみたいが俺も暇

15 :夜散歩 ◆NznoRRO63. :2006/11/12(日) 02:25:27 ID:???
        ,:r: ´ ̄三二ー、
      ,r' ニ‐     =三、:::ヽ
      ,rr'" '"'' ‐三ニ=-、_::::ヽ
     .!::l       _,. =  r':::::;i、_
     ヽ:ヽ-‐_  _,.-,.  _,,,_ ヽ:::i !::::::::::ー.、
    ,r:!ヽ:!. _   _,::;'t.r::"  i! .l:::::::::::::::::::::ヽ、
   /::::::::::::l::i`:'フ':.   ` -'  .: '.ィ、::::::::::::::::::::::::::::::‐;、
  i:::::::::::::::::ヽ `  ;:  :.、   ::リ l:::::::::::::::::::::::::::;:':::::i
  !:::::::::::::::::::::i:.  ヽ -'´ ,.ヽ ; ! l:::::::::::::::::::::::;r:::::::::::!
  .l:::::::::::::::::::::::ヽ 、ー、-‐_'´  ,:r'r、!:::::::::::::::':::::::::::::':::::::!
  i:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、 ´ _ r'ノ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
  ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
     シンス・レーオッツ(Shinz・Reiots)
         (1922〜  イギリス)

16 :のほほん名無しさん:2006/11/13(月) 21:26:32 ID:???
              ∧        l'vヘ
         ハ ┌( ;/ ト, ,、 rヘ  r'^ナrジ-z
    __}ヽ,__ (ヽ/ス_r^フしz,り い)n/イr〜^′
   'っヾ、r'__  |レ'ノ_C'入彳勺ソメろ_j/し-,_
    `フ ヾ勹_| <_r' !|刀_」r''>||/⌒(_rヘ-‐'
     <_ゝし||フぅ(ひzメ__ゝ'l !'そ
        ~zヾ|て 、l レ^ //'| |'~
            | | ヽl| // }|
            | :! || | | ,/ ,'       すいません、ちょっと通りますよ
          | :{. || | |/ /
            l !|| | | /
          ヽ ヽ.|/ //
          _,r)_ j (_,(           ciz
         ,ノこ_- __,ーヽ         ん|Zゥ レz  zjそ_
          }    ...  丿        ろ、,_!|乙7ムLそ/し-z
         ノ""''   一(          `う.l !シ/ア了//_⊂,
        /、__      ヽ         ^'| |~//,/_ソ ハr^
        /    ......     ーl         | |// //ノ
     /~"' 、__/   ,,,...}        |/ ///
      {' _  `y′ 一  /         r'〜(_ノ
     人   =/‐-     ハ       丿"  ''(
      ヽ '' /  __,,  /       / ‐-  ''')
        '∨     X.        }'''   ....ノ 
        j    ー/        /==  ノ'ヽ 
       /=‐  r'´-ヽ        }  ー/''''  {
       ,' _,, 人 ''"`、      ノ.. '' ノ`ヽ ''"ヽ 
        {ー /  \ -'}     / /    \'''}`
      ハ  〈      )八     ( f       )ハ
       ヽ )   ((        )ノ      /
       ノ/     ')    _/

17 :のほほん名無しさん:2006/11/22(水) 21:15:42 ID:???

   /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)ちょっと保守tしますよ・・・
  |    /
  | /| |
  // | |
 U  .U
   /⌒ヽ
  / ´_ゝ`) ・・・
  |    /
  | /| |
  // | |
 U  .U
   /⌒ヽ
  / ´_ゝ`) ちょっと気になったので・・・
  |    /
  | /| |
  // | |
 U  .U
   /⌒ヽ
  / ´_ゝ`) しばらくここに居さしてもらいますよ・・
  |    /
  と__)__) 旦


18 :夜散歩 ◆NznoRRO63. :2006/11/28(火) 02:05:52 ID:???

            ∧_∧     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           (# ´∀`)  <  前スレが落ちちゃって暇なんだけど…
          / ∫ ∬\∫  \_____________
       _  | |⊂===⊃_
       |\ ̄ ̄ ヽ....:::::::ノ  .\      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
     ./\.\   ~~~~~     \      | ヘイ 拾ってきたTVおまち!! |
   /.※  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     \__  _______/
   \ ※   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\.  ____  ∨ _____ っ っ
    \ ※ /. ※ ※ ※ ※※ ※ .  ヽ |i\___\. __|l二l_] っ
     \ /               ノ |i i|.====B|i  (Д゚ ;) ヤヴァイゼ ゴルァ!
         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |\.|___|__◎_| と と ヾ   三=
.                           | .| ̄ ̄ ̄ ̄|   ヽ  )〜 三=
                    (. ;:)〜 \.| テレビ台|〜 (/ヽ)  三

19 :のほほん名無しさん:2006/11/28(火) 23:19:48 ID:???
|∀゚)ほんとだ、落ちていたよ...

20 :のほほん名無しさん:2006/11/28(火) 23:33:25 ID:???
今年いっぱい、はかなわぬ夢でしたな
まあ、夢がかなった事などありませんがw

21 :のほほん名無しさん:2006/12/02(土) 00:56:34 ID:???
|∀゚)人の夢は儚いと書く。。12月は大忙しだ

22 :夜散歩 ◆NznoRRO63. :2006/12/02(土) 04:52:23 ID:???
|∧∧ マエスレハ ユダンシタゼヨ
|,,-Д) <ふぅ…師匠が走ると書いて師走…
|⊂ノ    エライ人は忙しいけどエラくないおいらは暇ってこった…

|∧∧キブンテンカンニ ドウゾ
| ゚Д゚) <孤板でギコチェス発見!甘くみてると負けちまうぜ ゴルァ(←連敗中)
|  ノつhttp://www.dawgsdk.org/gikochess/

23 :のほほん名無しさん:2006/12/03(日) 01:36:59 ID:???
|∀゚)チェスかあ。これで覚えようかのう...
   うむ、動かし方は将棋っぽいぞ・・・、というか駒がかわいいw

24 :のほほん名無しさん:2006/12/03(日) 16:07:26 ID:???
ま〜ったりと時間が過ぎていってイイ感じ
暇だけど、ま、いいやね
チェスは・・・ なんか難しそうなんで又今度にでも

25 :夜散歩 ◆NznoRRO63. :2006/12/06(水) 02:57:01 ID:???
>>23-4

    ハミハ
   ミ| ・  \
   ミ|   ...('_)
   ミ| (メ゚Д゚)  <やってみると結構面白いんだコレが
   | (ノ  |つ
   | knight|
   人__,,,,ノ   (←ヒマだからギコぐるみ装着)
     U U

26 :のほほん名無しさん:2006/12/06(水) 20:36:48 ID:???
ゆっくりと、しててください・・・
それではノシ

27 :のほほん名無しさん:2006/12/09(土) 01:11:49 ID:???
|゚∀゚)ノシ ギコチェスやってる・・・う〜むギコ強し

28 :夜散歩 ◆NznoRRO63. :2006/12/13(水) 02:41:39 ID:???
|∧∧ チェスヨリショーギノホウガウケタカノゥ...
|,,-Д-) <ふぅ…1回はなんとか勝てたからもう免許皆伝になって暇さ…
|⊂ノ

29 :のほほん名無しさん:2006/12/20(水) 22:10:47 ID:???
|;゚∀゚)今年最後の峠を越えた。。。超絶に暇でつ
   今日はギコチェスで夜をふかそう・・

30 :のほほん名無しさん:2006/12/20(水) 23:51:59 ID:???
|;゚∀゚)ぐだぐだでやっと勝てた。
   次は総力戦でなく、もっと戦略的に。。

31 :夜散歩 ◆NznoRRO63. :2006/12/23(土) 01:16:13 ID:???
>>30
後半のセコい戦いも結構手に汗握るのでわりとすき

メラ .:ノ) . メラ
人丿.:( ;(
|∧∧ :::);::) <むぅ…主要な駒は全て取られてしまった…
|#-Д):.。:(    しかしっ!このポーンをクイーンにすることさえデキればっ
| ノつU

32 :夜散歩 ◆NznoRRO63. :2006/12/25(月) 02:11:29 ID:???
|/⌒○
|二二)  ナゼナラ クリスマスデアルカラ
|-Д-) <ふぅ…ああ、もちろん暇さ…
|⊂ノ

33 :のほほん名無しさん:2006/12/25(月) 02:21:14 ID:???
|∀゚)クリスマスやねえ。。
  やることもないけど・・

>>31
ぐだぐだになると、クイーン量産できるよねw

34 :夜散歩 ◆NznoRRO63. :2007/01/01(月) 01:11:35 ID:???

   ∧ ∧ サムイノデ ハンテン チャクヨウダ ゴルァ!
   (メ゚Д゚) <明けましておめでとうございます
   (#」=L#)  今年も暇です、よろしくお願い申し上げます
   ( /: :ヽ)∫
       旦

>>33
>クイーン量産
∧ ∧ ククク....オイラハツイニ ヤリトゲタ!! ボーダイナルヒマノナセルワザヨ
(メ塘t)つttp://read.kir.jp/file/read64992.jpg

35 :のほほん名無しさん:2007/01/06(土) 23:11:46 ID:???
|∀゚)あけオメ。今年も暇だったり暇じゃなかったり。。
   
>>34
消えてるけど、だいたい予想がつくYO
おそらくはポーンを全員・・w

36 :のほほん名無しさん:2007/01/25(木) 23:15:54 ID:???
|∀゚)ぼーっとして時間が過ぎてく...

37 :のほほん名無しさん:2007/02/03(土) 20:17:24 ID:???
|∀゚)みんなヒマじゃないのかな...

38 :千猫手忙殺:2007/03/10(土) 16:30:28 ID:???
最近、オタクである、ということがひとつのステイタルシンボル、あるいは男たるもの何かのオタクでなくてはならない、くらいの強迫観念や、
オタクに対する劣等感を感じる。私はオタクになろうと思って、アニメのdvdを片っ端からレンタルして、パソコンを開いて掲示板を脇で見ながら、
ボーっと眺めていたのだが、掲示板で意見交換されるところの、作品に出てくる機械やその用語などの知識を得ることや、それを語ることに私は快楽を得られそうになかった。
私の脳の限界を超えていることもあるが、彼らの知識はとどまることを知らない、知識のインフレーションに追いつこうとする前に、私はへばってしまった。
私は大爆発やら、大怪獣の雄たけびなどに興奮する。やはり私は幼児的な性的快楽に固着しているのだろう。子供のとき、父親と映画館に行った。父親はアクション映画しか見ない。
いつも上映中に入り、映画が終わった後、席を立つ観客の中、座り続け、次の上映で前に途中で入ったシーンで映画館を出る、といった観賞の仕方だった。
 そもそもフェティッシュ(物神)とは、死んだ物(生命のないもの)への性的執着であり、大衆の商品への欲望を喚起させるために商品がセックスシンボルによって飾られ、
それを求めるごとに、セックスへの衝動が弱まり、衝動を起こすには死んだ物体が必要になる。さらに、セックスの衝動を捨て去り、自分の欲望に忠実な、フェティッシュを捉える欲望に
夢中になっていく。ジェームズ・ディーンやマーロン・ブランドの崇拝者にとっては、お金よりも女の子よりも、オートバイのほうがはるかに大事な存在なのだ。ある社会学者によれば、
商品に依存する性生活よりも、上品な経済の所産よりも、「純粋な」好色文学、猥褻画などによるオナニスムのほうが、オルガズムの衰えや神経過敏な罪悪感で償うだろうが、フェティッシュを求めず、
セックスの相手を探し求めるだけ、ましであると。現在、フェティシズムは資本主義の発展と相まってより表面化し、確かなものとなる。オタクもその一例だ。そしてそれは資本主義に受け入れられる。

39 :千猫手忙殺:2007/03/10(土) 16:58:39 ID:???
はっ!?
今日の帰り道、実は宝くじの一等のくじが落ちてて、それを拾った俺はその金をさらに一兆に増やし、何人もの女と
の間に子供を作り、日本人の女に物足りなくなったおれは世界中を旅し、人のいる土地すべてに俺の子供がいるように
したかもしれない。俺が死んだ後も、子供たちは子孫を増やし続け、それに合わせるように俺の遺産は自己増殖し、
遺産をめぐる争いは、世界を股にかけた戦争になり、同じ血が流れる人間同士が、互いに血を流し合い、血を血で洗う
地獄絵図となり、目の前で自分と同じ血が飛び交うのを見て涙する一人の少女(ジェスティーヌと名付けておこう。)は
タイムマシンに乗り、今日、俺の帰り道にやってきた。俺はまだ来ない。ジェスティーヌは自分と同じ血を流し合う地獄を
消すため、互いに争う血を分け合う原因となった、俺の旅を消すため、その結果、自分自身を消すため、宝くじを焼いた。
火をつけた宝くじはみるみる黒くなり、小さく縮んで宙を舞った。紙は燃えかすとなり、空気抵抗を失って、風で勢いよく飛んだ。
ジェスティーヌは悲しみと安堵の混じった顔で何かを言おうとしたが、言うことなく消えた。
俺は何事もなかったように帰り道を通り過ぎた。なんてね。

40 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 13:05:17 ID:???
自分に数々の障壁を築くことがなければ、自分はすばらしい人間になっていたとでもいうのか。
今の自分は、すべて他人の行動の結果か。ごまかしなしで自分を見るのが怖いのか。いや、ごまかしなどもともと無いのだ。
障壁を築いたのは自分だ。障壁あっての自分だ。無限に障壁を築く、無限の体力をもった丈夫、それが自分だ。
この自分の作品である障壁の一つ一つが、自分を成している。なるべくしてこうなった。いったいこの障壁がなければ、
どんな惨事でわが肉体は崩壊しただろう。頭がおかしくなる、人前で生きてられなくなるどころではない。たちまち肉や臓器は流れ出て、
残った骨も崩れ落ちるだろう。

41 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 13:22:45 ID:???
わが肉体を包む障壁には、数箇所の穴がある。自分が自分を作るために作った障壁を、突き抜けるときがある。
このとき、自分の障壁に穴が開き、そこから我が肉体が流れ出ていくのを感じ、我が肉体の崩壊を防ぐために
急いで新しい、より頑強な障壁を構築する。障壁を築くときはいつも、自分が感じた苦痛に対してである。
しかし、この場合は想像もつかない、恐怖に対してである。即ち、障壁が包み込んでいる、中のものへの恐怖である。
外的から身を守るために作った障壁が、内側から破られた、この驚愕の事実に恐怖し、完璧な作品に穴を開けられ、
恐れ震えている丈夫を発見し、障壁の建築者こそが自分であることを知り、障壁で守るべきはずであった中のものが、
自分ではないことを知るのである!それはいったい何者であろうか。今まで自分を守るために必死に障壁を築いてきた。
周りを取り囲む敵と睨み合いながら、突然の咆哮とともに障壁は破られた。それは内側だった。(それが「自分」にはわかるのである!)
守るべきものに背中を預けていた兵士は、震え戦慄きながらゆっくりと体を回転させる。守るべき自分は兵士自身だった。
そして、振り返ったその先には…兵士は肩を落とし、その場に崩れた。我が身を張って命がけで守ると誓ったものは、自分自身だった。
荒ぶる神が息を整えながら、愚かな者を見下していた。

42 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 13:33:25 ID:???
ザッヘル・マゾッホの「毛皮を着たヴィーナス」を読んで、性倒錯者の、サディズムであれ、
マゾヒズムであれ、自分と他人との垣根をなくしてしまおうというロマンチックな冒険は、
必ず挫折するとういうことを思い知らされた。自分の理想を現実に作り上げることはどんなに苦痛になることか。
その苦痛が、自分の夢想していた苦痛と違うものであると知ったとき、底なしの絶望と共に、
自分の理想が崩れていくのである。サド侯爵も同様、自分のロマンティズムを、実行と空想を
繰り返し行った偉業が、未だにその光を失わないのは、到達することの無い人間の理想を、
絶望から奪還したからである。

43 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 13:47:27 ID:???
まあ、生身の女と恋愛しろっちゅーことやな。しかしあれやな、マゾッホが言うてた、
男と女はどちらかが支配者で、もう一方が奴隷でなければいっしょになりえない。男と女が
同朋になれることはありえない。女が男の同行者になれるのは、女が男と同等の権利を持ち、
教養も労働も男に匹敵するとき、可能となるそうや。今の時代では、男と女の友情はありえないとか、
ありえる、とかよー言われるやんか。今では女は権利も教養も労働も男と肩をならべとるやんか。
男の優位性を謳って、時代錯誤だって言われたり、女の権利を主張しまくって、とにかく女がでれば
それで進歩だとか言うやつも、支配するほうの人間になりたくてやってることやがな。時代の流れで
男女の区別(外からの区別、ジェンダーも全部含めて)がなくなってきても、自が他を求めるという
人間の性質は全く変わっていない。昔の倒錯者が斬首刑の恐怖や偏見にさらされながら挑んでいった理想が、
今では自由主義の勝利により、手の届くところに置かれている。しかし、生まれながらに自由の力を与えられた現代人は、
ブルジョワ主義的美徳に基づく道徳で教育され、それによる法律で監視され、生殺し状態である。
文明の高度な発達によって、人間は搾取から完全に解放され性の怪物になるどころか、タルタラに落とされたタンタロス状態である。

44 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 14:02:40 ID:???
「うまい」あさりの味噌汁は出汁がよく出ていて、心地よい熱さで私の舌を刺激した。朝だ、今日が始まる、と思うのは、
朝日を受けて感じるから、というのもあるが、あさりの味噌汁の熱さで体温が上がってゆくのを感じると、一日の始まりを体の中で
感じ取ることができるのだ。「葵の作る朝食はすばらしい。そもそも人間にとって朝食とは、一日の行動のための燃料などではない。まず舌が味噌の雄大さと
その名から湧き出る出汁を感じ取り、その幸福を脳に伝える。のどは熱さを感じ、春の陽気が芽を眠りから起こすがごとく、体の諸器官を呼び覚ます。
そして胃に収まるわけだが、胃はそれを消化するために収めるのではない。体の中央に開いた空隙を、人間が生まれつきその宿命にあった、愛の欠如を、
埋めるために収めるのである。しかしそれは腸に行き、外に排出されてしまう。飲み込んでも飲み込んでも満たされない、この人間の愛を求める行為はなんと愚かな事だろう。
母親はそのことを教えてくれなかった。とにかく俺に燃料を積めるだけ注ぎ込んで、私に成果を求めるものだった。でも葵は違う。俺に愛を教えてくれて、俺は愛の虜となって、
もっとおくれよとせがむんだ。」

45 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 14:13:50 ID:???
「母親を悪く言うもんじゃないわ。あなたが生まれたのも、今まで生き残れたのも母親のおかげ…」
「それはわかっている。でもきみが、愛を教えてくれた。俺を愛に目覚めさせてくれた…」
「表現力に乏しいわね。あなたは全く本を読まないからだわ。あなたはせがんでるんじゃなくて、自分の気持ちを表現できなくて
もどかしいだけなのよ。」葵はいつも冷淡に答え、私を下に見るのだった。私は必死になって彼女の微笑を得ようと愛を表現しているのに。
私は葵との立場を逆転させたいと思った。彼女が私の前で必死に立ち振る舞い、私の機嫌を恐る恐る窺っているのをクールに見つめていたい。
というのは、葵が私を愛している、という確証を得たいからだった。私を盲目的に愛してほしいと思った。そこで私はかの大先生に学ぶべく、
弟子入りしたのだった。正誤は関係なく、劣ったほうの論を勝たすことができるという、ソークラテース先生の、魂の道場に、私と葵の立場を
逆転せしめる方法を教わりに行った。


46 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 14:30:31 ID:???
ソクラテスは日本に来ているという噂を聞いた。一ヶ月前に裏原で目撃されている。今なら日本語をぺらぺらに話せるだろう。
ソクラテスは下着をつけずにマント一枚をはおっているというから、裏原なんかにいたらすぐ捕まるかもしれないと心配しながら、
私は裏原を探した。しかし裏原にはいなかった。風の噂を頼りに私はとある山中にあるぼろぼろになった山小屋にたどり着いた。
これが魂の道場だというのだ。中では人々がぶつぶつとなにやら言っているようだが、議論しているのだろうか。私が戸口でぐずぐずしていると、
戸が開き、男が一人出てきた。「なんだお前は」「あ、あの先生の論述を教えていただきたくて…」「弟子入りか」「そ、そうです。」「合言葉は?」「知りません。」「よし入れ。」
中に入ると、大勢の弟子たちが私を見ようともせずに議論に夢中になっていた。さっきの男も弟子だったらしい。奥のほうで、窓から空を見ている、禿げたおっさんが裸足でたっていた。ソクラテスだ。
「あの、先生」ソクラテスは気づかない。「ソクラテス先生!」「ソークラテース!」「おーいソーちゃん」
「なんだ?」やっと気づいた。「葵と私の立場を入れ替えてください。」「立場がなんだ。お前はお前、葵は青いだろ。」「なるほど、神が作った人間を、人間が作りかえることなどできないのですね。」
「何をばかな、神などいない。」「神などいない?神が作った人間に、パンドラがあけた壷から出てきた悪徳が加わったのでは?」

47 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 14:50:26 ID:???
「パンドラがあけた壷から出た悪徳は、本来自然なものじゃないか。それが与えられたなら、むしろ喜ぶべきだ。
希望なんて不自然なものだ。いや、神なんておらんのだよ。プロータゴラースの言うように、万物は人間各自が感じ、
考えるとおりにある。善悪、優劣のような反対の概念も、各自の立場によって異なる。それぞれが考えるものは真であり、
絶対性のものはない。劣ったほうが優れたほうに議論で勝つことが可能なのは、神が人間を創ったなどという絶対性がないからだ。」
「…あなたは本当にソクラテスなのですか。あの、自分は知らないということを知っているから、他人よりは知っているのだと言った…」
「いや、言葉にはそれぞれ一つの語に一つの意味があるのではなくて、一つの言葉にも、私の知らない、様々な麺がある、という意味じゃ。
自分の無知を知って自分の思想に限界を設けようとするのではない。私は真理を追い求めている。日本人にそういうやつがおって、興味を持って来日したのだが、
お前は何者だ」「はい。箱にシールを貼る仕事をしています。」「名前は?」「名前は…ノーバディです。」「ふん、わしの目をとろうってのか?まあよい。」
「あ、あのソーちゃん先生、今朝葵のあさりの味噌汁を褒めたのですがね」「あさりの味噌汁?それはどんな味だね?」「あ、まだ残ってるはずです。
今もってきます。」「こら、待て、ばかな!なんて物覚えの悪さだ。アサリの味噌汁がお前には甘くて美味しいかもしれんが、わしにとっては苦いかもしれないだろう。
お前の感じたことを、葵が同じく感じたか、という意味だ。今言ったばかりじゃないか。」

48 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 15:00:06 ID:???
「葵の味噌汁は甘くないですよ。出汁がすごく出てるんです。」「いやこれはなんてばかな」
「ああ、あおいとあさりをまちがえたのですね。日本語は難しいですよ。先生のおっしゃるとおり、
様々な意味を持っていますからね。葵は美しい女ですよ。それは絶対的です。デュオニソス神に誓って。
私はそれを知っているから、他人よりは知っている知識人だ!これからは葵も私を崇拝するでしょう。」
「もうわしの教えることは何も無い。」「本当ですか?」「ああ、一刻も早くここから出て行け!」
私が山小屋を出て行くと、それを見ていた弟子たちがソクラテスに駆け寄った。「今あの男は先生と議論してませんでしたか?
あの男は何者です?」「ノーバディだ。(だれでもない)」
私はうきうきしながら葵をウオッチングしていた。葵に飛び掛りたいのを何とか堪えながら言った。
「葵、神なんかいないんだよ。」

49 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 15:15:43 ID:???
「何?」「神は死んだんだから人間は自立しなきゃいかん、って思想があるだろ、でも、ほかの地域では
神は人間とほとんど変わらなかった。神は人間の考えの一つに過ぎなかった。」「何が言いたいの?」
「絶対性なんてものは無いんだよ。でも葵、おまえはここにいる。それだけじゃない。お前は美しい!
俺はそれを知っている!」(まああなた、それじゃ私はあなたを愛するしかないじゃありませんか、と私に
だきつくはずだが)「私が絶対的だって?それじゃあなた、私より美しい女が現れたら、あなたは当然乗り換えるのね。」
「いや、俺が思っているのは、お前が美しいということであり、真であるから…」「それじゃあ、あなた以外
の男には、私は美しくない、という意味なのね。ちょっとどいて」「いや、違うんだ、待ってくれ」葵はトイレに入ってしまった。
「おのれソクラテス!」

50 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 15:30:53 ID:???
私はぷんぷん怒りながら道場に入った。「おいソクラテス!」弟子たちは私を取り押さえようとしたが、私は振り払った。
窓から空を眺めているハゲおやじの前で、私は立ち止まった。「おいソーちゃんさんよ、俺は葵に勝てないじゃないか。おまえは
勝てるって言ったじゃねーかよ!」「おぬしはノーバディだ(だれでもない)。だからおまえにとって彼女は絶対的だ。」私はかっとなって
ついムシャクシャしてソクラテスのマントを引っ張った。「こら!なにをする」「お前の話はつまらないんだよ!」
「あーれー」悪代官が帯を取って女をまわすがごとく、しかし、マントなのでそんなにまわらなかった。「俺は葵に勝てるって希望から、
びんびんなんだよ!今こそ俺のパンドラから飛び出すんだ、お前の尻にな!」「こらやめんか…アッ!」私は夢中で腰を振った。そろそろ
埒をあけようかと思ったら、一人の女が立ち止まった。葵だった。「あなたなにしてるの!」私は腰を止めずに葵を見た。
「ほら、この人がソクラテスさ。日本に来ているって噂は本当だったんだ。」「あなた!」葵は泣き崩れた。
「あなたは私よりそんなおっさんがいいの?」「俺はノーバディさ(だれでもない)。俺が何しょうが何も変わらないのさ。俺にとってはすべてが絶対的だ。

51 :千猫手忙殺:2007/03/17(土) 15:46:17 ID:???
勝てるものには勝てるが、勝てないものには死んでも勝てない。」「私はあなたが好きよ(Ich libe dich.)。あなたを愛しているわ。」私は腰を止め、
葵を見ずに言った。「ふん、ならその証拠を見せろ。愛の証を見せるのだ。」「何を持って証としましょう。あなたのためなら、あたし
なんでもするから。」葵の声は絶望的でかすれていた。今はこの私にある希望にすべてを託していた。「そうだな、おまえはこのソークラちゃんの下になれ。
俺がこの知識人を通してお前を突いてやる。その結果生まれた子供を、俺の子供のようにかわいがるのだ。それを俺に見せてみよ。それが俺への愛の証である!」
葵は愕然とした。ほとんど気を失ったようにその場に仰向けになった。「そら見ろ、ソーの野郎、こんなにおったててやがる。これぞ希望の力だて。…よし、いいぞ!
これこそ人間の知りえなかった、三位一体じゃ!わははははははは」実は葵もソクラテスの道場で学んでいたのだった。まさかこんなことになるとは思わなかっただろう。
しかしそんなことはどうでもよいのだ。どの神話を読んでも、どんな小説も、二人の愛し合う者の間に第三者が入ることで愛が確かめられる。それがおもしろいからではない。
二人だけの世界で二人だけで愛し合うことは不可能なのだ。私がいかに空想力逞しくとも、永遠に二人だけで愛し合うという妄想はできない。私は倒錯者だからというのは
確かな理由にならない。もはやどんな倒錯も倒錯ではないのだ。

52 :のほほん名無しさん:2007/04/09(月) 01:10:04 ID:???
|∀゚)すげーな・・

53 :千猫手忙殺:2007/04/28(土) 15:38:42 ID:???
入院すればかなりの暇が産み落とされるだろう。その暇を読書と感想文と創作のためにつかわねばならない…
戦場での心理状態、とはうまい例えだ。私の体内にある腫瘍は、私を戦場に連れて行く。その空間は、妄想ではない。
しかし現実のものではない。過去の一場面を、再び経験させる、今度の私は暴力的で、私への微笑を、軽蔑を、私の失敗を
圧倒する。その戦争は、私が成功するためのシミュレーションではなかった。失敗の恐怖への抑圧でもなかった。
戦争についての様々な解釈があるように、戦場での人間の心理状態も様々だろう。目的のため、敵が存在する。
(敵が先か目的が先かは問題でない。)職業軍人は目的が違っても、同じ敵に標準を合わせるだろう。しかし、目的も敵も
存在しない人間が、必ず被害を被る。それが戦争の悲惨さである。目的も持たない死は美化しようがない。どんな高邁なことも、
どんな下劣なことも、それを行うものが美を感じなければ、それは美しくない。…私は被害者ではない。私は敵である。戦場で、私は
戦争する。人々の敵は私である。もしこの戦場の人々と現実の人々が同等なものでなければ、人々は戦争の被害者だろう。私への行いに
美が存在しない。首謀者が誰であれ、目的が何であれ、過去であれ、私が敵であることに変わりない。腫瘍が連れて行った戦場は、私が
美を見出すための行為かもしれない。それが敵の役目かもしれない。つまるところ私の腫瘍は、私の中で育てた、戦場で敵と成り得るための美である。

54 :千猫手忙殺:2007/05/12(土) 11:56:59 ID:???
不連続性の存在である私たちが、暴力によって、連続性の存在である死を見ようとする恋人との融合が
連続性の実現を期待させる、といった本能は、(恋人との融合は、無性生殖における分裂による死である。
つまり、一つのものが二つに増える、その元の一つのものは消滅するのであり、無性生殖はその二つの存在の間に生じる
一瞬の連続性を望むのである。有性生殖の場合は、精子と卵子の合体による消滅が、卵子の融合という「死」による連続性を望む。
とバタイユは言う。)フロイトの死の本能を思い出す。無の安定した状態から不安定である有の状態、
即ち生物が生まれ、安定した無の状態に戻そうとする、死に向かうことである。しかし、フロイトは死そのものが目的であり、
バタイユは死による生殖が目的であるという所で違っている。バタイユの言う様に生殖で生まれた存在も不連続な存在であり、「不可能な
ものの追求」の繰り返しなのである。フロイトの言う様にタナトスにリビドーが番人になるのか、性が先か死が先か。
バタイユは言う。「死は存在の連続性に到達しない。存在の連続性は死に依存していない。しかしそれでいて、
死は存在の連続性を露に示すということだ。」バタイユは、供犠における生贄の死が、その参加者に存在の連続性を与え、
連続性への接近と連続性の陶酔感のほうが死について考えるより勝ると言う。「死を淫蕩な発想に結びつけることほど、死と慣れ親しむための
良策はない。」というサドの文は、バタイユにとって、その考えを逆説的に証明するものである。バタイユは連続性を求めるのが本能であり、
無性生物にとって死が連続性だったが、有性生物にとってはエロティシズムがそれであるとしたのではないか。

55 :千猫手忙殺:2007/05/12(土) 12:34:31 ID:???
侵犯は自然への回帰ではない。侵犯は禁止を消滅せず解除する。ここにエロティシズムの原動力が隠されている。
宗教は禁止をつくる原始的なものであり、この宗教について、外から語るのではなく、内側から語る必要がある
とバタイユは強調する。解剖学者が脳について語ることは必ずしも真実ではないとういうバタイユの例えで、私は
夢野久作の「ドグラ・マグラ」を思い出す。脳のことを脳で考えることは不可能だと。バタイユはキリスト教を、その特異性から
、宗教から除外しようとする。バタイユは「キリスト教こそはエロティシズムと対立し、大半の宗教を断罪してきたのである。ある意味で
キリスト教はおそらく最も宗教的でない宗教なのだろう。」と語る。
 人間が動物と決別したのは、労働をすることで暴力を排除したこと、そして暴力で出来た死体を埋葬することで暴力を禁止したことであるとバタイユは言う。
私はチンパンジーの行動をビデをで見て感想を書くという授業を思い出した。チンパンジーが人間と同じことが出来たと騒いだって、人間が調べたことは人間が
勝手に言っているだけだから、外からの人間の分析を全て取り払わなければ内側から考えることはできない。
埋葬は、暴力による死を見ないために、人を殺したい欲求を持たないために自分のために土を被せるのである。
バタイユは基地外耳みた殺戮を行う軽薄な人々でも禁止を侵犯したい意識、殺人の呪詛が残る。とバタイユは言う。「どれほど残忍な殺人者であっても、自分に
むけられる呪詛を知らずにいることはできない。なぜならば呪詛は彼の栄光の条件だからである。…あたかも呪詛は禁止が排除するものに栄光の呪詛を与える手段
にすぎないかのようだ。」この言葉から、ジュネの描くヒトラーを思い出す。ヒトラーの栄光は、逆説的に無限の、しかし脆い、禁止を証明したのだ。

56 :千猫手忙殺:2007/05/12(土) 13:05:19 ID:???
禁止は侵犯されるために存在する。という定義は、バタイユの「エロティシズム」の主題であり、本質であろう。戦争を行うこと、妬みや復讐など理由のない
不条理な暴力の中に投げ込み、死に至らせることは動物では絶対に行わない。暴力を禁止にしたから、侵犯である殺人がエロティックなのである。とバタイユは言う。
本能を包むとされる理性は、禁止によって包まれているとも言えるのだ。労働が暴力の禁止となり、労働の必要がなくなった時間に侵犯が行われた。宗教は侵犯が基盤になっている
と一概には言えないが、宗教は本質的に、禁止に侵犯を命令した、とバタイユは言う。禁止の侵犯は、祝祭である。祝祭の時には、禁止されていたことが許されたり、強要されたりする。
 侵犯のために禁止がつくられる、ということも起こりうる。原始人にとって、戦争は祝祭であり、聖なるものとなった戦士が贖罪によって俗な世界に戻ることが出来る。洞窟壁画は、画いた物の
贖罪行為である、とバタイユは言う。この贖罪行為が禁止であり、侵犯のために禁止が設けられたのだ。戦争は儀式を重視され、祝祭にされた。しかし、騎士道風の古い戦争は容赦のない集団間の戦いに
堕して行く。それは、原初の戦争が予告していたことだとバタイユは言う。組織化が進み、戦士が侵犯のエロティシズムを味わえなくなる。残虐さがエロティシズムの方へ移行しうる。侵犯によって
組織化された暴力の諸形態、捕虜への虐待などが頻繁に起こるようになる。「組織化は、戦争を欲する衝動とは無関係のメカニズムへ、戦争を組み入れてゆくのである。」私はある授業を思い出す。
戦争は、侵略は、恐怖心によるものである。歴史的なデータから見ればそう言えるだろう。しかし、戦士たちの衝動は同じものではなかっただろう。アメリカに守られている条件のもと、自分の衝動
からの発言が自由に許される日本では、戦争に対する態度が人様々ではないか。戦争という祝祭に参加したいと思う者、恐怖心があるから必要と言う者、恐怖心があるからやめるべきと言う者、関心を
示さない者など、それは宗教に対する態度と同じだといえる。それらの衝動は同じではないのだ。

57 :千猫手忙殺:2007/05/12(土) 13:32:46 ID:???
「人間は第一に労働する動物なのである。労働に従属し、それゆえ、自分の横溢の
一部を断念しなければならない動物なのである。性の制約のなかには恣意的なものはひとつもない。」
人間の性生活を分析するには、対象となる人間の性が物でなくてはならない。しかしそうではない。
動物はエロティックな燃焼に使われるエネルギーを労働に割くことはない。そこで、労働者、ホワイトカラー、
などに分けて類人猿のオルガズムの一週間の高頻度7回に達する割合を調べると、労働する人が10%高頻度に達して、
悪党(ギャング、泥棒など)は49.4%になる。この結果から労働が人間と動物を区別していることを証明している。
バタイユはさらに、人間の中に残っている動物性が、自分が物に還されることに抗って性を横溢させ、雄雄しさを表させていて、
人間性は性の横溢を犠牲にして、自分を物にすることを証明した。被験者が、解剖学者が眺める物とならないので被験者
の主体的な心理分析が必要であること、完全に物(データ)となった実験から逆説的に人間の性を証明するという点で、
マルクスのプロレタリアートの分析より正確である。しかしバタイユの言うように、人間は、生き物は、生殖を目的としている。
という命題に基づいている。

58 :千猫手忙殺:2007/05/19(土) 11:34:18 ID:???
「美徳の不幸」「新ジェスティーヌ」を読んだ。純粋無垢な娘が毛むくじゃらの大男たちに犯される話を
期待して胸を躍らせていたのだが、ジェスティーヌの美徳を守ろうとする思いが異常だった。ジェスティーヌを
陵辱したいと欲望を掻き立てるどころか、ジェスティーヌに憤りを感じるようにしたのではないか。
綺麗なものを汚したい、というより、憤りを持って折檻したくなるような憎しみを掻き立てたのではないか。
美徳のために悪徳をおこなうぐらいの「美徳基地外」に感じた。「悪徳の栄え」を先に呼んでしまったからかもしれないが、
ジェスティーヌはサドの、モントルイユ夫人への憎しみ、ルネ婦人の陵辱の対象として、象徴として生み出された人物ではないか。
バタイユが言うように、悪徳は、自然に帰ることではない。人間が侵犯のためにつくりだしたものである。
サドは自然に従うのではなく、自然を無視する。サドの文学は人間が作り出したものを人間が犯す、エロティシズムそのものである。

59 :千猫手忙殺:2007/05/19(土) 11:59:16 ID:???
サドは、ジェスティーヌの物語によってキリスト教を亡き者とし、自分でその偉業を
讃えているのだが、それは自然の一齣に過ぎないことを気付かされる。バタイユが言う所の、
人間が生み出した宗教を人間が自分で破壊することが快楽であり、自然を破壊することは
自然のものが自然の中にいることから不可能であり、矛盾であり、何より快楽が得られない。
サドは自然を新たな神のように畏怖するが、それを侵犯して快楽を得られないことを知り、
諦めるのだ。「あたしたちの犯すあらゆる罪悪によって、傷つけられる者といったら、偶像と人間
だけだわ。ところで、自然はちっとも傷つけられていないのよ。…自然のつくったもののなかで
自然を侮辱し、自然の偉大な効果のすべてを中止させてやりたいと思うのよ。でも、それはできない相談だわ」

60 :千猫手忙殺:2007/05/19(土) 12:49:22 ID:???
ジュネの「泥棒日記」について論じようと思う。まず@男色についてAジュネの文学の、詩の表現について
Bジュネの自己分析について(多くの著名人、文学者によって、特にサルトルの膨大なジャンジュネ論によって、
ジュネは丸裸にされた感を覚えたかもしれない。ジュネはこの「泥棒日記」で泥棒である自分にけりをつけ、決別した。
その後のジュネはほとんど違う人間といっていいかもしれない。)C罪について。

@ジュネの独特の男色についての表現、「泥棒日記」以前の「ブレストの乱暴者」や「葬儀」など、春本を書くきっかけは、
スティリターノがアルマンに性についてなぜ情熱的でリリックなのかと聞いて、アルマンが答えたことだった。スティリターノは
性についてシニカル(意識的な破廉恥の言動)だった。アルマンの答えは「…おれのきんたま。女たちは歩くとき、奴らの
おっぱいをこれ見よがしに突き出して堂々と進みやがる。…おれはそれだけじゃねえ、おれの両つのきんたまはお盆に乗っけて
見せる権利だってある。いや、それどころじゃねえ…」男の性の顕示は女より慎ましいものであることは、現在でもあまり変わらないだろう。

61 :千猫手忙殺:2007/05/19(土) 13:09:17 ID:???
澁澤龍彦は女には、sein(存在)の女とsollen(意思)の女がいて、男は全てsollenであり、
seinの女しか幸福でありえないと言う。ジュネはおねえ役に、つまりseinの女になろうとした
のではないか。新たな男に出会うと、自分の恋人の仲に嫉妬したり、浮気し裏切る。常に
相手があっての自分の存在をつくろうとする。相手のためであり、自分のためである存在である。
しかしジュネはseinの女が「なる」幸福になり得なかった。それは彼が男だったから。
ジュネは幸福だったか。チェーホフの「かわいい女」のように、それぞれの男にとっての存在が、
幸福だったろうか。sollenでしかありえない男ならば、幸福を成立させない、一貫した意思がある
裏切りと盗み、同性愛である。ジュネは盗んだとき、裏切ったとき、幸福が彼を包んだ。

62 :千猫手忙殺:2007/05/19(土) 13:26:31 ID:???
Aジュネは、様々な言葉(物品、器官、物質などの)を詩によって、それぞれの言葉を支配する意味から
解放させようとした。現代の時代の秩序が合理的で(あるとされ)一つの言葉が一つの意味に縛られる秩序を
解放し、言葉の表す意味の世界から、名指すことによって髣髴とさせる世界、自分がはまり込んでいる世界から
脱しようとした。しかし、その試みはむなしく、その秩序の力を借り、その力に引き込まれる。「私は数々の
系譜上の層を遡ってゆく、わたしはルネッサンス期を、中世を、カロリンガ王朝期を、メロヴィンガ王朝期を、
ビザンチン時代を、ローマ時代を、幾多の叙事詩、民族の侵寇を横断する―最後に、あらゆる創造が可能である
「神話」に到達せんがために。」ジュネの試みは、まさに中沢新一の「チベットのモーツァルト」でドンファンについて
言っていた、自分の意識に何の解釈も持たずに、物の本質を見る、ということにつながる。しかしジュネの試みは
言葉に対するフェチズムが挫折させた。死んだ物として存在する言葉と、時間を越えた様々の解釈の世界の間に入り、
物の本質を見ることができたとしても、それを言葉で、詩であらわそうとするのは物神の世界に属することに過ぎなかった
のかもしれない。

63 :千猫手忙殺:2007/05/19(土) 13:43:25 ID:???
Bジュネは盗み、裏切り、同性愛を自分の意思で行い、常に全ての目的であり、美徳だった。
私はジュネを精神分析していた。しかし、読みながら、的確に私を否定する。そして、自分には罪がある
のだという無意識の働きという、金持ちのアマチュア写真家の記念アルバムを飾るためのものにくれた一瞥に
ノン!の一声をあげたのだ。自分が卑怯者、裏切り者、泥棒、男色者という名で呼ばれることに耐えていると、
自分がそう呼ばれるだけの十分な理由を発見する。ここまでは精神分析の届くところだが、「自分が数知れぬ
汚穢から成り立っていることを知る」のであり、自分は汚らわしい者となったのであり、平気でそのことを人に
言える様になる。そして「人々がわたしに寄せていた蔑みが憎悪に変わった。つまりわたしは成功したのだ。」
ここでジュネは、ナチスの大尉の情婦だった新婦が市民たちから鉤十時の花輪を贈られ、嘲笑的な目で眺められながら、
新郎に腕を預け、花輪をまたぎ、フランスの国旗の前を、微笑みながら進むという註をつけている。ジュネは自分の中で
発見した幸福を、罪ある者と認めるための犯罪ではない証拠とした。乞食を観光した金持ちの記念写真から抜け出したのである。

64 :千猫手忙殺:2007/05/19(土) 14:02:39 ID:???
C「美を得るために不可欠なもの、それは愛。そして愛をぶち壊す残酷さ。」
ジュネが美徳とした裏切りは、英雄的な動機も正当化することない裏切りであり、陰険で、卑屈な
怨みや憎しみ、貪欲などに起因するものが美しいという。ドストエフスキーの「罪と罰」の主人公、
ラスコーリニコフは、英雄は壮大な理想を成し遂げるために、瑣末な罪を乗り越えることができる、という
超人思想を持っていた。しかし、ジュネの超人は、自じの念を持つことであった。自じの念は傲慢さであり、
最も自由でありえるのは、罪を犯すことである。自じの念は己を護るために織った衣服であり、自己を美化する
ために緋色に織ったのである。そしてそれは有罪性なしには存在しない。とジュネは言う。有罪者が罪を犯した
ということに値する存在となるために、心を、他との混交状態から、孤独という台座の上に高く揚げる。
これがジュネの超人思想である。

65 :のほほん名無しさん:2007/08/12(日) 10:39:39 ID:???
オススメ出会いサイト。
http://2212.chimanako.net/

66 :のほほん名無しさん:2007/09/07(金) 11:30:53 ID:???
(;´∀`) <ひまだな...


67 :のほほん名無しさん:2007/09/24(月) 22:55:44 ID:???
|∀゚)ひまだな

68 :のほほん名無しさん:2007/11/04(日) 15:11:11 ID:???
|∀゚)ひまだ..

69 :のほほん名無しさん:2007/12/25(火) 09:47:57 ID:+NPQVNa2
うざいのが来た…。

70 :のほほん名無しさん:2007/12/25(火) 17:44:49 ID:???
サゲホーうぜーんだよ

71 :のほほん名無しさん:2007/12/30(日) 03:54:43 ID:???
|゚)スマン

72 :のほほん名無しさん:2008/07/10(木) 11:11:34 ID:wgd9TBnS
あげるよ

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